万年筆が右利き特化の筆記用具だった・・・
ショックと悔しさから私は目の前の箱で検索をかけた。
「万年筆 左利き用」
あるじゃん!
こうして手元にやってきたのがペリカーノjr.L(左利き用)です。
右利き用のペリカーノジュニアは持っていないのでペン先の確認はできませんが、
Lニブ(万年筆のペン先はニブという名称です)はM(中字)かB(太字)くらいかな?
左利き用のニブはだいたい「Left」の意味でLが使われているようです。
そして、書き味がとてもいいですよ!
すーっとインクが出て流れるような筆記ができます。
紙に先が付く時に、とん、すーっみたいな、まったく抵抗を感じさせない筆致です。
ラテン文字の筆記体を考えたらこういう書き味は確かに必要だったんだろうなと感じました。
ただ、画数の多い漢字は小さく書くと潰れてしまいます。
それでも書き味が病みつきになってしまって、ラテン語単語暗記にはずっとこのペンを使っていました。
中はもう替えてしまったのですが、注文して届いた時にはポップで可愛らしいプリントがされたカートリッジが入っていました。
そんな遊び心にも納得のコンセプト。
ペリカーノはドイツのメーカーで、このペリカーノjr.は子供が万年筆に慣れる為の最初の1本として開発されたそうです。
日本では私のようないい大人がありがたく使わせて頂いております。
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